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2019年11月5日火曜日

Unity VRM編集 準備編

Unityなんも分からん

VRM形式の3Dアバターをカスタマイズしたいメモ。
にわか仕込みで怪しいですが、なんとなく出来ちゃいました。
まずは、Unityインストール編です。


主に必要なアプリ(すべて無料)

  • VRoid Stuido : 3Dアバター作成アプリ
  • Unity    : ゲームエンジン、開発環境
  • UniVRM   : VRMアバターの読み込み、書き出しに利用
  • Blender   : ポリゴンモデリングに利用


出来ること(わかる範囲で)

  • VRoid Studioで髪の毛として作ったパーツを頭以外へ移動
  • VRMアバターにパーツを追加(揺れモノ可、衣服可)
  • VRMアバターをポリゴン編集してカスタマイズ(形状を自由に変更)
  • 表情プリセットの変更、調整(喜怒哀楽変更、ギザ歯化など)
  • 輪郭線の太さを調整
  • VRMアバターをVRChat用に変換


Unityのインストール

2019.11.1時点。画面や手順は執筆時の一例です。

使用バージョン

  • Unity Hub 2.1.3
  • Unity 2018.4.12f1(LTS)
他のバージョンではメニューや操作が異なります。


Unityインストールのおおまかな流れ

  1. Unity Hubをダウンロード&インストールする。
  2. Unity Hubを起動して、Unity IDを取得する。
  3. Unity Hub経由でUnityをダウンロード&インストールする。
  4. 必要に応じて任意のバージョンのUnityをダウンロード&インストールする。


Unity Hub の入手


右上の「Unityを入手」をクリック。

※中央の「Unity Hubをダウンロード」でも入手できるが、何故かファイルサイズが異なる。


「プランと価格」は「個人向け」をクリック選択。
「Personal」の「はじめる」をクリックすると次の画面へ進む。


「新規ユーザー」の「ここから始める」をクリックする。


利用規約が表示されるので「同意してダウンロードする」をクリックする。



UnityHubSetup.exe がダウンロードされる。
これを実行し、Unity Hubをインストールする。


Unity Hub経由でUnityをインストールする

Unity Hubを起動して「インストール」をクリックする。


表示されているバージョンのUnityがダウンロードされ、進捗がウィンドウ下部に表示される。


Unity IDを取得する

ユーザーネーム、メールアドレス、パスワードを入力。
プライバシーポリシー同意にチェックをする。
「Unity ID を作成」をクリック。

※パスワードは、全ての要件を満たさないと有効にならず、「Unity ID を作成」をクリックしても先に進めないので注意。


登録したメールアドレス宛に、確認URLが届くのでアクセスしてUnity IDの認証をして、登録手続きを完了する。


続きます。

プロジェクトの作成。
適当に選んで「次へ」。



Unityのダウンロードが完了すると「Unityを起動」ボタンが出てくるのでクリックするとUnity Hubでの操作は終了となり、続いてUnityが起動します。


Unity入りました


Unity Hub からのインストールウィザードで完了していないと、Unity側でIDやプロジェクトの設定をすることになり、表示メッセージが英語。Hubなら日本語で手続きできるのでHubで済ませるのをオススメ。


こんにちはUnity

Unity Hubの設定で選んでいたゲームタイプのサンプルプロジェクトが読み込まれ、チュートリアル的なものが始まる。これは「プラットフォーマー」を選んでいた場合の画面。

一旦、Unityを終了します。
右上の❌でアプリケーションウィンドウを閉じて終了。


Unityを日本語化

まず、Unity Hubで日本語化モジュールを組み込みます。以下手順。

インストール>>「፧」



「モジュールを加える」をクリック。



「日本語」にチェックし、「実行」をクリック。
日本語化モジュールのインストール完了。
続いてUnityで日本語化モジュールを有効にします。以下手順。


Unity Hubで新規3Dプロジェクトの作成。

プロジェクト>>「新規作成」



※複数のバージョンのUnityがインストールされてる場合は、ここで希望のものを選ぶ。



テンプレートは「3D」を選択。
プロジェクト名とプロジェクトの保存先を指定して、「作成」をクリック。



選択したバージョンのUnityが起動して、作成したプロジェクトが開かれる。


日本語化の続きです。

Edit>>Preferences...>>Language>>Editor Language
プルダウンリストを「English」→「Japanese(Experimental)」に変更する。
メニューが日本語表示になります。



日本語化されたメニュー、参考。
アプリ再起動の必要なく、言語の切り替えが出来る。

Preferencesウィンドウの右上の❌をクリックし、Preferencesウィンドウを閉じる。


Unity画面

アセット    : 素材置き場
ヒエラルキー  : アバターなどの階層構造の設定、確認、選択
シーン     : アバターなどが表示される3D空間
インスペクター : 設定や詳細の確認と入力編集

シーン(3D画面)操作方法

マウス左 : 選択
マウス右 : 回転(FPS風)
マウス中 : パン
ホイール : ズーム
Alt+マウス左 : 回転
Alt+マウス右 : ズーム
選択してF : 選択物をフォーカス


アセットのフォルダ階層構造は、プロジェクトを保存してあるフォルダの階層と概ね同じ感じです。エクスプローラでアクセス出来ます。

作業の流れは、アセット→ヒエラルキー→シーン→インスペクターという順序で設定、入力していく感じです。


UnityにVRM編集環境を設定

詳細は各URLの先で公式ドキュメントを参照してください。


UnityのプロジェクトにUniVRMをインポートする

UniVRM(UniVRM-0.53.0_6b07.unitypackage)
VRMアバターを編集、書き出しするための標準実装?(わからん)
WindowsエクスプローラでUniVRM-0.53.0_6b07.unitypackageをダブルクリックするか、Unityのアセットウィンドウにドラッグ&ドロップするとダイアログが出るので、「Import」する。
Unityのメニューに「VRM」が追加される。



UnityのプロジェクトにTransferVRMSpringBoneSettingをインポートする

TransferVRMSpringBoneSetting
Blenderで編集したモデルに揺れモノ設定を復元するために利用する。
Windowsエクスプローラでダブルクリックか、ドラッグ&ドロップで「Import」する。
Unityのメニューに「UniVRM-0.53.0」が追加される。



※メニュー名がややこしい。

※余計なインポートファイルやスクリプトに不備があると?、UniVRMのメニューが表示されなくなってしまう。原因のファイルを削除すれば復活する。


AddObjectSetting.cs、AddOptionObject.cs をアセットに加える

AddObjectSetting.cs
AddOptionObject.cs
https://github.com/MrSlip777/LoadVRM

VRMアバターに小物などオブジェクトを追加する時に利用する。
とりあえずAssets直下に配置。
エクスプローラからファイルをドラッグ&ドロップするだけです。


プロジェクトの保存

ここまでで一旦保存する。
シーンの保存とプロジェクトの保存が必要らしい。(わからん)

ファイル>>保存 (※これがシーンの保存)
ファイル>>プロジェクトの保存


UnityのVRM設定おわり



BlenderのVRM編集環境を設定する

FBX形式でアバターモデルファイルをUnityとやり取りするならBlenderは2.79、2.8、どちらでも良いかも(未確認)。
※UnityはBlenderの*.Blendファイルを読み込めるのですが、アバター編集ではちょっと使いにくい感じです。(わからん)

新規で始める人は2.8を選んでおくほうが未来がありそうです。
※僕は2.79で試しました。

Blender2.8x
https://www.blender.org/download/

Blender2.79
https://www.blender.org/download/previous-versions/


VRM Importer for Blender

https://github.com/iCyP/

VRoid Studioなどで書き出したVRMファイルをBlenderに読み込むために利用。
2.79用と2.8用があるので、利用するBlenderのバージョンに合わせる。




Clone or download>>Download ZIP
VRM ImporterのZipファイルをダウンロード出来る。





VRMインポート時にテクスチャ、シェーダー関連の画像ファイルが作成されるので、VRMは個別でフォルダに隔離しておくと良さげ。



Blender2.79にVRM Importerをインストールする



File>>User Preferences


環境設定ウィンドウが開く。

Add-onsタブで、下段にある「Install Add-on from Files」をクリックするとファイル選択画面になるので、「VRM_IMPORTER_for_Blender2_79-master.zip」を指定。

Add-onsタブに戻るので、VRM Importerが表示されていたらチェックマークを付けて有効化し、「Save User Setting」をクリックで設定が保存される。

VRM Importerが表示されてない場合は、左上の検索欄に「VRM」と入力、その下の「Testing」をクリックすると表示される(と思う)。

右上❌で環境設定ウィンドウを閉じる。



File>>Import>>VRM(.vrm)
VRMを読み込む時は、ここからファイル選択でVRMファイルを選択すればOK。
物理設定などは*.jsonのテキストデータでインポートされる。



ExportにもVRMが追加される。
File>>Export>>VRM(.vrm)
なんだか、書き出せなかったり、書き出しても使えなかったりする。
VRM単体のインポート→エクスポートでは、不具合は発生しなかった。


Blender2.80VRM Importerをインストールする



Edit>>Preferences


環境設定ウィンドウが開く。

Add-onsタブで、画面上部の「Install」を押すとファイル選択画面になるので、「VRM_IMPORTER_for_Blender2_8-master.zip」を指定。

Add-onsタブに戻るので、VRM Importerが表示されていたらチェックマークを付けて有効化し、「Save Preferences」をクリックで設定が保存される。

VRM Importerが表示されてない場合は、右上の検索欄に「VRM」と入力、上段中央の「Testing」をクリックすると表示される(と思う)。

右上❌で環境設定ウィンドウを閉じる。



File>>Import>>VRM(.vrm)
VRMを読み込む時は、ここからファイル選択でVRMファイルを選択すればOK。
物理設定などは*.jsonのテキストデータでインポートされる。



ExportにもVRMが追加される。
File>>Export>>VRM(.vrm)
でもなんだか、書き出せなかったりする。
複数のVRMを読み込んでテキストのパラメータ設定が混在すると良くないのかも。(未確認。2.79では単体VRMでのインポート、エクスポートが正常に出来た。)


VRM向けのボーンを生成する機能が追加される。
Add>>Armature>>VRM humanoid
アバターをゼロから自作するならこのボーンを利用すると良さげ。



Blendファイルに画像などを含める設定

テクスチャ画像などを*.Blendファイルに含めて保存する設定があります。

File>>External Data>>Automatically Pack into .blend
にチェックして有効化。

メリット  : 画像ファイルのリンク切れが起こらない。
デメリット : Blendファイルが壊れると画像も道連れ。






BlenderのVRM設定おわり

Blenderメモ

VRMインポーターで読み込んだVRMモデルのAutoIK対応セットアップ


複数のバージョンのUnityを共存させる

複数のバージョンを共存させるには、Unity Hubを使います。
VRChatSDKを利用する時に、指定されたバージョンのUnityを使う必要があります。


Unity ダウンロード アーカイブ

https://unity3d.com/jp/get-unity/download/archive


使いたいバージョンを探す。

「Unity Hub」をクリック。



Webブラウザ(Google Chrome)の確認ウィンドウがポップアップする。
「Unity Hub を開く」をクリックする。


Unity Hubが起動し、選択したバージョンのUnityをインストールする画面になる。

「INSTALL」をクリック。



ダウンロードとインストールが開始される。
後は待っていれば完了。


不要なバージョンのUnityの削除

要らなくなったら削除します。

Unity Hubで、 インストール>>「፧」

  • 「エクスプローラで表示」
  • 「Hubから削除」

Hubへの登録を解除して、バージョン名のフォルダを削除すればOK(…多分)。


UnityにVRMをVRChatに変換する環境を設定

VRChatモデルの変換について、リンクと参考動画、参考記事です。(丸投げ)
利用アプリなどのバージョンが上がると表示画面や操作が少し変わる可能性はあります。


VRChat


アカウント登録後、ログインして「Download」から、Unityのバージョン確認とVRChatSDKをダウンロードします。(Google翻訳)


VRM Converter for VRChat

https://booth.pm/ja/items/1025226

アバターをVRM→VRChat変換するために利用します。


超初心者でもできるVRoidモデルをVRChatにアップロードする方法



VRMからVRChatへアップロードする流れ

https://qiita.com/100/items/7315fe3a7eb75732ae43


プロジェクトの保存

設定が出来たら、一旦保存する。

File>>Save Scenes
File>>Save Project


VRM Converter VRChatSDK 設定完了



なんやかんやハードル高すぎでは?



参考動画




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