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2020年3月16日月曜日

OBS小技



ポータブルモード

portable_mode.txt という名前のテキストファイルをここに置いておくと、OBSがポータブルモードになり、設定ファイルなどがOBSのフォルダに保存されるのでUSBメモリから使えたり、設定ごと他のPCへコピー出来たりするらしい。


マルチトラック音声

音声を別のトラックにも分離して録音できる。マイクとBGMを別にしておいて、後から音量を調整したり、エフェクトを掛けたりするなら便利。


ショートカットキー



ボイチェン音声のモニターオン、オフ

都度、オーディオの詳細プロパティの設定を開くのが面倒なので、OBSのメインウィンドウで切り替えできるように設定します。


マイク入力2か所にボイチェン後の仮想オーディオデバイスを指定する。


OBSメインウィンドウの音声ミキサーのマイク入力の名前を分かりやすく変更する。
例、「マイク配信」、「マイクチェック」など。


オーディオのプロパティで、
録音・配信用のマイク音声を「モニターオフ」、
チェック用のマイク音声を「モニターのみ(出力はミュート)」
に設定する。

これで、マイクチェック用の入力をオン/オフして、ボイチェン後の音声を確認できるようになります。


指定アプリの音声を取り込む

win-capture-audiov2.1.0-beta

ソースに、「Application Audio Output Capture」を追加。
プロパティで音声を取り込みたいアプリを指定する。
音声ミキサーに項目が追加され、音量など調整が出来る。
仮想オーディオデバイスを経由しなくて済むので楽ちん。


音声でソースを拡大縮小

Scale To Sound 1.2.0


仮想カメラ

OBS26から仮想カメラ機能が追加されました。
Zip版では手作業でカメラを登録しないと有効になりません。

情報元

OBS Studio 26.0 で実装された 仮想カメラ(Virtual Camera) に関して - すたいるのメモ帳ブログ

登録方法

OBS-Studio_x64\data\obs-plugins\win-dshow\virtualcam-install.bat
OBS-Studio_x64\data\obs-plugins\win-dshow\virtualcam-uninstall.bat
管理者としてbatを実行して、仮想カメラを登録、解除します。


OBS Virtualcam

OBSの配信画面を仮想WEBカメラとして扱えるようになるプラグイン。
WEBカメラを使うチャットアプリなどでOBSの画面を写せるようになります。
PixivSketchLiveで使えました。


入手先

使い方はグーグル翻訳で大体わかります。

OBS Virtualcam | OBS Forums

Releases · Fenrirthviti/obs-virtual-cam


インストールと使い方

OBS25.0.8(64bit) Zip版
obs-virtualcam 2.0.5 Zip版

obs-virtualcam 2.0.5 を解凍し、OBSのフォルダにコピーする。
(上書きの確認は無かった)


仮想WEBカメラをWindowsにデバイス登録するために、コマンドプロンプトを管理者権限で起動して、以下のコマンドを実行。※ファイルパスは各々の環境に合わせて書き換えてください。

regsvr32 "C:\OBS\bin\32bit\obs-virtualsource.dll"

regsvr32 "C:\OBS\bin\64bit\obs-virtualsource.dll"

ファイルのパスは、目的のファイルを Shift+右クリック>>パスのコピー でコピペ出来ます。


仮想WEBカメラの登録を解除するには


regsvr32 /u "C:\OBS\bin\32bit\obs-virtualsource.dll"

regsvr32 /u "C:\OBS\bin\64bit\obs-virtualsource.dll"

を登録と同様に実行すればいいぽい。


VirtualCamの有効 / 無効

OBS>>ツール>>VirtualCam>>「START」 / 「STOP」

利用したいアプリでカメラ 「OBS-Camera」 を指定する。
※何故か4個用意されている。

プロファイルや設定を変更する場合は「STOP」で停止してから。
シーンやソースの変更は「START」中でも可能ぽい。


YoutubeとTwitch同時配信

OBSを使った2チャンネル同時配信📺twitchとYouTubeに同時に配信する方法! - おっどじょぶマン田中

「録画」の設定にストリームURLを入力して、「録画開始」を第二配信ボタンとして利用する。(未検証)


【OBS】2つの配信サイトで同時配信する方法|配信ソフト・サービス使用編【Restream】 | ゲーム配信Z


OBS Shaderfilter


いろいろなソースエフェクトを追加してくれるプラグイン。
うちではOBS22で使えませんでした。OBS24にて試用。
詳細は上記リンク先にて。


インストール方法

https://github.com/Oncorporation/obs-shaderfilter/releases
各バージョンの下部にある「▶Assets」をクリックして展開するとZipファイルのリンクが見える。

obs-shaderfilter-win.zip をダウンロードして解凍。
中身のフォルダをOBSのフォルダに上書きコピーする。

ざっくり使い方


ソースのフィルタで User-definded shader が利用可能になっている。これ。



用意されているプリセットは、☑️Load shader text from file をチェックして、「参照」から読み込んで利用する。

Extra pixels on 〇〇
ソース範囲の拡張。ここを併用しないと効果が無いものがある。

Override entire effect
効果全体を上書きする(翻訳)。ごめんなさいわからぬ。



プリセットファイルの場所はOBSフォルダ下のここ。


シェーダーサンプル

僕に試せたものだけ(わからん)。
ファイルは、 *.shader と *.effect がある。
*.effect のほうは、Override entire effect、Reload Effectをクリックしないと効果が分からないっぽい。


Add.shader


指定した画像を加算合成。前処理のクロマキーは利かない。


blend_opacity.shader


半透明グラデーション。
Speedを設定するとレーダースコープっぽい効果になる。


blink.shader


透け透けアニメーション。Speedを上げると点滅。


drop_shadow.shader


ドロップシャドウ。不透明なので微妙に浮いて見える。
ブラーをかけて複数重ねるとソフト縁取り。


bloom.shader


😎まぶしっ。


burn.shader



画像にburngradient.pngを指定。
紙が燃えて消えるようなエフェクト。


border.shader


「Extra pixels on 〇〇」併用で枠が付きます。


cell_shaded.shader


これは実写に適用するべき?


drunk.shader



ブレブレ、ピカピカ、カッコいい。


divide_rotate.shader




divide_rotate_ convert.shader




edge_detection.shader


線画になります。


emboss.shader




frosted_glass.shader


細かくするとノイズっぽい。


glass.shader


プライバシー保護。


glitch_analog.shader




gradient.shader



hexagon.shader

ヘクスグリッド。拡大縮小アニメも出来ます。


multiply.shader

選択した画像を乗算で重ねます。


perlin_noise.shader

もやもや~。


pixelation.shader


モザイクが掛かります。餓狼とか~龍虎……。


rainbow.shader

虹色グラデーションでピカピカします。もっとだ、もっと輝けぇ~!


rectangular_drop_shadow.shader




rounded_rect.shader


「Extra pixels on 〇〇」併用で、丸角のフチが付きます。プリクラ。


scan_line.shader


ラインの角度は任意です。


shine.shader



画像と併用でかっこよく光ります。はいだらー!


simple_gradient.shader

流れるグラデーションが掛かります。


simplex_noise.shader



spotlight.shader


動くスポットライトに照らされた部分だけ見える感じ。


vignetting.shader




zoom_blur.shader



speedの数値でアニメーションします。ちょっと面白い。


background_removal.effect


謎。


cartoon.effect


色の階調を落としてアニメ風にします。


doodle.effect



ガタガタします。


gaussian-example.effect




glitch_analog.effect



壊れたテレビっぽい。


luminance_alpha.effect




pixelation.effect


モザイク、ドット絵っぽく。doodleでブルブルします。


pulse.effect



脈動します。数値過剰で、がちょ~~ん。


repeat.effect


タイル状に並びます。


rotatoe.effect


3軸で回る感じ。


two-pass-drop-shadow.effect




shake.effect

ソースがぶるぶるする。
「Extra pixels on 〇〇」を併用する必要あり。


モザイク

情報元


グループを作成し、以下のフィルタを追加する。

スケーリング/アスペクト比1
スケールフィルタ : ポイント
解像度      : 100*60(一旦、ソースのサイズを縮小する)



スケーリング/アスペクト比2
スケールフィルタ : ポイント
解像度      : 1280*720(縮小したソースを引き伸ばす)

このグループに、モザイク処理したいソースを入れる。
コピペでモザイク無しのソースと重ねて四隅をクロップすれば、一部にモザイクが掛かっているように見せることが出来ます。


ドロップシャドウ


Facerigの映像ソースを作成。
ドロップシャドウ用のグループを作成。
グループにFacerig映像ソースをコピペ、貼り付け(参照)
グループに色補正フィルタを追加。
数値設定は適宜。濃い色で不透明度を20程度にすると乗算ぽい見栄えになります。



マイク音声でBGMを絞る

ゲーム実況でマイクで話した時だけBGMの音量を下げたいときなど。

コンプレッサー設定
比率 : 閾値を超えた音を圧縮する比率
閾値 : 小さめに設定(-30dB)
アタックタイム : 早め(多分)
リリースタイム : 遅め
サイドチェーン/ダッキングソース : マイクを指定

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